節税や税務について知りたい経営者の方向けの記事

インターネットが世界をつなぐ?

スキルマーケットCoconalaというサイトを利用してみました

ココナラというLancersのようなサイトがあると伺い、登録してみました。Lancersは税理士の業務は見つけられませんでした(1件格安で申告業務の発注はありました…)が、ココナラは普通にたくさんの士業の方が登録されていました。ここから発注を受けることは難しいと思いますが、出す分には無料のようですし、こうして露出を増やすのは広告の一つになるのではないかと思いました。

freee導入の相談に乗るという内容ですが、税理士業務を出品する場合は、本人確認の手続と税理士の登録番号や所属支部等の情報をプロフィール欄に載せる必要があるとのことです。

他にも占いやプログラミングなど面白そうなスキルが低価格で販売されていて見ていると楽しそうです。こんな風に自分のスキルをちょこちょこ販売できるというのはちょっと前まではあまりなかったような気がします。

Lancersが買い手側から発信され、コンペの舞台が設定されるのに対し、ココナラは売り手側がスキルを並べてお客さんを待つフリーマーケットのような感覚のサイトのようです。このようなサイトが一般的になると副業もしやすいのではないかと思います。

収益性を高めるには誰かにやってもらわないといけない

今のところまだ誰かに何かを頼まないと回らないところまでは行っていませんが、仕事増えてくるとどこかで「誰かに頼んで手分けしてやるか、断るか」の選択を迫られることになります。

私がやっているような労働集約型の仕事は、時間単価が非常に重要で、同じ時間でどれだけお金を稼げるかで収益性が大きく変わります。例えば、年間稼働時間が200日とした場合、1日の平均単価が5万円だと年間1,000万円、10万円だと年間2,000万円という計算になります。1日10万円稼ぐためには月額顧問料3万円の顧客を1日3件回っても足りません。それでも月間20日で60件処理する必要があり、そう考えると全部自分でやることには限界があります。

それでも一人でやっていくことにこだわりたい場合、税務顧問より単価が高いと思われる人気セミナー講師みたいになるか、不動産や出版など自分が動いていない時間にお金を生んでくれるストックビジネスを開拓する等の必要があります。

そんな中、従業員を雇用するというリスクを回避しながら、部分的に作業を手伝ってもらえるクラウドソーシングやスキルマーケットのような考え方は一人にこだわりたいが事業も拡大したいという我儘な願いを実現する新たな可能性を秘めていると思います。ただ、士業に関しては機密情報が含まれるため簡単に業務を外だしできるものではなく、その壁をクリアする方法を検討する必要があります。

スキルマーケットでスキルを販売する人にとっても、時間単価の問題は常に付きまといますが、Excelで瞬時に結果が出るフォームを作って非常に低価格で占いをやっている人などがいて、見ていて参考になります。

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