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何度も奇跡を起こした高校野球の監督の話

禍福あざなえる縄の如し、人生楽あれば苦あり、失敗は成功のもと…いろいろと言われますが、逆境を喜べることとして歓迎するというのはなかなか難しいと思います。今日聞いた逆境を喜ぶ高校野球の監督の話が非常に面白かったので紹介させていただきます。

その方が監督になった高校野球のチームは、甲子園の常連チームを撃破して甲子園に初出場させたり、初回に大量失点した試合を逆転勝利に導いたりと、奇跡としか言えない試合を何度となく演出してきたそうです。一体どうやってそんなことができるのか、そのポイントがピンチの場面で喜ぶことにあるという話です。

初回に5失点した時に喜んだ監督

甲子園出場がかかっている大会の決勝戦。その監督のチームは初回にいきなり5失点してしまいました。意気消沈してベンチに戻ってくる高校球児達でしたが、監督だけは嬉しそうにしていました。「ついにこれを使う時が来た!」と言って出したのは「予定通り」と書いてある扇子。

その監督はこの扇子を前々から準備していて「早くピンチが来ないかな」と心待ちにしていたそうです。ちょっと何を言っているのかわかりませんが、その監督はついに来たピンチに満を持して扇子を取り出し、「この展開は予定通りだ。この試合で勝ってみろ、ふつうに勝つよりもものすごくかっこいいぞ!お前たちは今その舞台を作ったんだ」と自分のチームの高校球児に言ったそうです。

それまで、暗い雰囲気だった球児たちも「自分たちはいい事をしたのか…?」と監督の勢いに飲まれて士気が上がり始め、完全に逆転勝利を狙うモードへと変わってしまい、本当に逆転勝利してしまったそうです。相手チームにとっては意味が分かりません。どう考えても自分の方が圧倒的優勢になったにもかかわらず、なぜか向こうのチームはまるで優勢になったかのような士気の上りよう。ペースを乱されて奇跡の演出を手伝うような結果になったとしても不思議ではありません。

逆境を喜ぶポイント

この話を聞いていて逆境を喜ぶためには2つポイントがあると思いました。

ポイント① ピンチにちゃんと備えている

この監督はピンチを心待ちにしていたわけですが、これはピンチの時にこういうことをやろうという備えがあったためです。ピンチの時に弱気になってしまうのは、それが予想していなかった事態であり、ひどい状況になる可能性が高いためというのが大きいと思います。ピンチだったとしてもそれが予想されるもので、事前に万全の対策が打たれていたらむしろ「待ってました!」という気持ちになるのもわかります。

ポイント② 心底楽しんでいる

この監督は心底野球が好きで、四六時中野球のことを考えているのだと思います。そういった中で、様々な展開を想定しているからピンチに対する対策も事前に準備できるのだと思います。また、楽しんでいるのでピンチの場面をいかにワクワクする展開に変えられるかというポジティブな姿勢で取り組めるのだと思います。

こういう話を聞いて自分の人生を振り返ってみると、つらい時期ほどいい思い出になっていたり、貴重な経験になっていたりと、逆境というのは乗り越えることができれば悪い事ばかりではない時期ともいえます。とにかく楽しむ気持ちを忘れないことが大事だと感じた話でした。


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