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大人数と少人数の柔軟な使い分け-Zoomのブレイクアウトルームを体験して

セミナーのグループディスカッション、懇親会の各テーブルをWeb上で実現

本日、同友会で「同友会を知る会」という毎月実施されているゲストをお招きして同友会とはこういうところですというのを紹介する会が初めてZoomにてオンライン上で開催されました。総勢40名が参加する、会場で開催されたとしたかなりの大人数の会でした。

私が所属しているブロックが主催者だったため、私も参加しましたが非常に勉強になりました。このような勉強会形式の時は、発表がされている時は全員が聞いている必要がありますが、グループディスカッションになると全員では到底話ができません。6名のゲストがいらっしゃったので6~7名に分かれて話をしなければグループディスカッションにはならないという状況でした。

この時利用した機能がブレイクアウトルームというもので、全体をいくつかの半に分割して、数人単位に分けられる機能でした。この機能があれば、グループディスカッションや、その後の懇親会での各テーブルのような感覚で話をすることができ、本当の勉強会のような感覚ででき、この機能は必須だと感じました。

デメリットとしては、ホストが解散を指示すると話の途中だろうが何だろうが強制的に解散させられてしまう点ですが、それもホストがチャットであと〇分で解散しますと事前に言ってもらえれば話の調整は可能なのでやり方次第だと思いました。

少人数ほど会話は弾む

勉強会への参加は大人数ほどいいですが、人数が多くなると発言しない人も増えます。ブレイクアウトルームを作ることで強制的に少人数になれば、お互い話さないわけにはいかず、色々な深い話ができるようになります。

最終的に懇親会で3名になりましたが、一番お互いに話ができていたのは3名の時でした。時間に余裕があれば、これぐらいの人数をシャッフルし続ければいろんな人とお互いに話ができて面白いと思います。

コミュニケーションを取るには少人数がよく、説明を聞くのは大人数がいいという普通の勉強会で当たり前にやっていたことが、Web会議でやるといまいちイメージができていなかったのが、今回イメージができてよかったです。これならグループディスカッションメインの勉強会もオンラインで開催するイメージができました。

グループディスカッション後の発表などがあるケースでも画面共有でメモを取りながらグループディスカッションを実施して、とったメモを全体に戻った時に画面共有して発表するという事もできます。