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タスクはゴールから逆算する

期限がある仕事をきちんと処理するために

タスクシュートの使い方をもっとちゃんと研究するために、昔買ったタスクシュートの本を読みなおしています。

タスクシュートを発案した著者はちょっと偏執的に予定を詰め込むタイプの方だったようで、そんなことをすれば当然予定通りに終わりません。私も年末年始など長期間の休みにいろんなことをやりたいと思うのですが、結局大したことができずに終わるので気持ちはよくわかります。

タスクシュートはそんなタスクを詰め込んでしまう人が考えているので、基本的には10分単位ぐらいのタスクをたくさん入れて積み上げていくような作りになっています。コンセプトとしては例えば「10時に飛行機に乗る」というタスクがあった時に、「9時40分に搭乗ゲートをくぐる」「9時20分に空港に到着する」「8時30分に家を出る」など、その前にはいくつもの期限があるタスクが積み重なっており、最後の期限だけを見ていたのではダメだという考え方です。

そこでタスクシュートに見積時間を入れてその日のタスクを積み上げていくようなイメージです。ただ、このツールを使っていて、大きな目標に対しての長期的な計画は別の所で管理しないといけないというのはちょっと不便な気がします。このツールは、あくまで今日一日の目先のタスクをよそ見をせずに集中してこなすことに特化したツールで、タスクに抜け漏れはないかとか、このタスクを今日やるべきか否かといったところは別途管理する必要があります。

目先にやるべき仕事はそれでいいのですが、いわゆる「重要かつ緊急でない」仕事についてはどこかで俯瞰するようなツールが一緒になっているといいなと思います。それはさておき、「いついつまでに○○をやらなければならない」という事は意識しますが、「その直前のまでに△△が終わってないといけない」「さらにその前にはいついつまでに…」といったことはあまり意識していません。

そんなことを考えている暇があったら動いた方が早いとか、考えだしたらキリがないとか、時間を見積もれないから意味が無いとか、いろいろと問題はありますが結局どこまで具体的にイメージできるかで質や集中力も変わってくると思うのでいわゆるライフハックの一つとして引き続き研究していきたいと思います。