独立開業を目指す公認会計士・税理士の方向けの記事

開業2ヵ月で感じるサラリーマンとの違い

想像と違った開業後の生活

こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
この記事では、特にあてもない状態で開業した場合の、開業間もない時期の生活についてご紹介させていただきます。

会社を退職する際に、特に仕事を確保した状態で辞めたわけではありませんでした。公認会計士が監査法人を退職する場合、私のように全く何もなく辞めるパターンの他に、監査法人から監査の協力者として監査の仕事を下請けするような契約を事前に取り交わして辞めるパターン、税理士事務所から仕事を引き継ぐあてがあるパターン(親が税理士の場合など)などがあります。

仕事をもらえるあてもなく辞めたので、しばらくは無職の何もない生活が続くのではないか、かなり暇なのではないかと思っていましたが、実際に生活してみると思ったほど暇ではありませんでした。

サラリーマン時代より週末・夜にやることが多い

まずは、週末でセミナーに参加したり、定例会に参加したりすることが多くなりました。皆さん平日は働いていて忙しいため、ある程度まとまった時間のセミナーや定例会は週末に行われることが多いです。もしくは18時以降の夜に行われることが多く、その後に懇親会があることも多いので飲み会に参加することも多くなりました。

これは、自ら進んでそういう場に参加しようとしないのであればもっと暇だったと思います。しかも、こういった勉強会や懇親会に参加することが今のところ仕事に直結はしていないため、いろんな出会いがあっていろんな話を聞けることが面白いですが、あまり人の話を聞いたり人に会ったりするのが好きではない人は敢えて時間を使う必要なないのかもしれません。

週末の時間の使い方は、サラリーマン時代は完全に休むようにしていたので家族には申し訳ないと思っています。平日と週末の境が希薄になってしまっていて、週末だから休む、平日だから働くという感覚ではなく、忙しければ働く、暇なら休むという感覚になってしまうというのが開業会計士になってからの変化だと思います。

飲み会の頻度が格段に多くなった

先ほど懇親会の話もしましたが、その気になれば毎日でも飲み会に参加することが可能なほど飲み会の頻度が多くなりました。サラリーマン時代は月に1回も飲み会が無い月も結構あったと記憶しています。飲み会は参加者と仲良くなるにはうってつけの場で、仕事というのは結局は人と人とのつながりからの紹介というのが一番可能性が高いと思います。

そう思って積極的に懇親会には参加し、仲良くなれそうな人との出会いの機会をたくさん作ろうとしていますが、個人的にはもっと踏み込んだことをしないと仲良くなるのは難しいかなと思っています。会の役員をやったり、何かイベントの準備を手伝ったりする等、ともに何かを作り上げたり壁を乗り越えるような経験があると仲良くなる可能性も高まると思いますが、ちょっと懇親会で話すだけだと、仕事を一緒にするというレベルにはならないというのがやってみた感想です。ただそれでも、いろんな人のいろんな話を聞くのは面白く、気づきもあるので今後もできる限り参加していきたいと思っています。

また、以前からの知り合いとの飲み会も頻繁に行われるようになりました。私のような退職者・退職者候補の人とか、退職後に入った会で再会した高校の友人とか、最低でも週に1回は飲み会に参加している気がしています。

何も予定が入っていない日が思いのほか少ない

上記のように色々とあり、思いのほか今日は全く何の予定もないという日が少ないです。そんな生活になるのは1年後ぐらいかと思っていましたが、退職から4か月弱、開業から2か月ちょっとでこのような生活になるとは思っていませんでした。このブログの記事も、開業した時から毎日書くつもりでしたが、意外と記事を書く時間もあまりなく、気が付いたら寝る時間になっているのに記事を書いていないという日も結構ありました。

今ぐらいの仕事量でこのような状況だとちょっと困るので、もうちょっと時間の使い方を真剣に考えないといけないと思っています。一応、今年の仕事は生活できるぐらいは入ってくる見通しが立ちましたが、ゆくゆくは今の三倍ぐらいは仕事量を裁けるようになりたいと思っています。

色々と試行錯誤しているものの結局は今までの信頼残高

仕事がどのように入ってきているのかというと、結局は昔からのつながりです。したがって、今参加している様々な会からの紹介はまだなく、お金を払って紹介を依頼するようなことをやっているものの、今の所そういったところからの紹介もありません。そういった試みが意味があることなのか、結果がわかるのはもう少し先の話になりそうです。