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【申請期限2月28日に延長】福岡県飲食店向けのコロナ対策助成金

新型コロナウイルス感染防止対策を行う飲食店を対象に、マスク、消毒液、非接触型体温計、仕切りアクリル板などの物品の購入に係る経費を福岡県が助成する制度が9月からはじまっていますが、その申請期限が迫っています。

飲食店は5万円、「接待を伴う」飲食店は20万円まで

福岡県の飲食店を対象に、新型コロナウイルスの感染防止対策にかかった費用を助成してくれる制度があります。助成金なので要件を満たす飲食店には例外なく助成されるものになります。

まず、飲食店の助成対象者は以下のすべてを満たす事業者です。

①福岡県内の中堅・中小法人・個人事業者
②食品衛生法に基づく営業許可の取得事業者のうち、その業種が飲食店営業及び喫茶店営業の事業者(客席を設けず持ち帰り用の食品提供のみの形態を除く)
③業種別ガイドラインに従って感染防止対策を行い、福岡県「感染防止宣言ステッカー」の登録及び店舗に掲示している事業者
④以下に掲げる福岡県の新型コロナウイルス感染防止対策に係る補助金の支援を受けないもの
・経営革新実行支援補助金(感染防止対策)
・福岡県宿泊事業者緊急支援補助金

感染防止宣言ステッカーはこういうものです

この対象に該当する方は、実際に購入した明細を申請書とともに提出すれば最大で5万円、複数店舗を有する事業者なら10万円まで助成されます。

当初12月31日までという事でしたが2月28日購入分まで延長されましたので、まだ今から購入する場合でも十分余裕があります。ただ感染防止宣言ステッカーを貼っているような飲食店であれば少なからず感染防止対策に費用を掛けてらっしゃると思いますので、過去購入したレシートや領収書をご準備いただければよろしいかと思います。

次に「接待を伴う」飲食店についてですが、先ほどの②の部分が異なります。

「接待を伴う」飲食店とは、以下のようなものです。

新型インフルエンザ対策特別措置法施行令第11条第1項第11号に規定する遊興施設のうち、以下のもの
①接待を伴う飲食店(名称にかかわらず客の接待を伴うもの)(風営法第2条第1項に規定する第1号営業)
※平成28年6月23日の風営法改正より前に第2号の営業許可を取得した事業者も含む
②酒類の提供を行う飲食店(バー、ナイトクラブ等)
(風営法第2条第11項に規定する特定遊興飲食店営業)
③酒類の提供を行うカラオケ店
(店舗内にカラオケ設備を有し、かつ実際にカラオケをサービスとして提供している店舗で、食品衛生法に規定する飲食店営業許可を有すること)

風営法にあまり詳しくないので、はっきりしたことは言えませんがお店の人がお客さんの横についたりして、近い距離で接客する店の事ではないかと思います。カラオケも、みんなで行く個室のカラオケというよりは、ママも一緒に歌ってくれるようなスナックのようなイメージなのかなと思います。

詳しい内容は福岡県のサイトをご覧ください。

・【外部リンク】飲食店向け新型コロナウイルス感染対策助成金について
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/inshokuten-joseikin.html

福岡県の該当ページのQRコードです

申請の仕方がよくわからないなどご相談は当事務所まで

県のサイトにも記載がありますが、申請内容に不備が多くみられるようです。「こういう手続きは苦手だから手数料を支払ってでも誰かに頼みたい」という事であれば、ezakitakakazu.office@gmail.comにメールをいただければ相談に応じることが出来ます。

また、これを機にこういった情報提供を行う顧問税理士をお探しの方もご連絡いただければ幸いです。

飲食店の仕切アクリル板なら株式会社プレシードの「プレシールド」

普通のアクリル板の話ならあえて宣伝しませんが、特殊な仕切板の話なのでちょっと宣伝させていただきます。私の顧問先の株式会社プレシードさんは本来は製造業用の機械や、半導体のクリーンルームを製造する会社なのですが、この半導体のクリーンルームを製作するための素材を使って仕切り版を作成、販売しています。イメージしやすいように仕切アクリル板と書きましたが、厳密にはアクリル素材ではありません。

・【外部リンク】プレシールド販売ページ(動画が再生されます。音量注意)
https://www.preceed.co.jp/pre-shield

半導体のクリーンルームの素材なので、アクリル板に比べて割れにくく、燃えにくいというのが特徴で、火を扱う飲食店に適したものになっています。先日決算期末の棚卸を見学させてもらいましたが、工場にたくさん出荷前のプレシールドが置かれており、好評のようです。実際に置かれている飲食店にも行ってみましたが、透明度が高くあまり仕切られていることを意識せずに会話ができます。

「半導体のクリーンルーム素材なんて高いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、通常のアクリル板の価格とそれほど大きな違いはありません(さすがにアクリル板より安いということはなさそうです)。汚れにくい・割れにくい・燃えにくいという付加価値を加味すればコストパフォーマンスは上だと思いましたので宣伝させていただきました。

こちらも当然助成金の対象となりますので、まだ仕切り版について検討中だったという方は是非検討いただければ幸いです。私に直接ご連絡いただければ多少値引できるかもしれませんので、ezakitakakazu.office@gmail.comまでご連絡ください(先ほどのリンクや画像からも購入は可能です)。