会計

会計freeeの小技。プライベートな入出金を自動仕訳

こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
この記事では、会計freeeを利用したばかりの時にちょっと引っかかった基本的な操作についてご紹介させていただきます。

「無視する」 -freeeを使ってみてちょっと引っかかった所

昨日の記事で、個人用口座と事業用口座を分けずに管理しようとしていることを書きましたが、そうすると必ず出てくるのがプライベートな入出金を「無視する」という操作です。完全に無視してしまうと実際の口座残高と会計freee上の口座残高が常時ズレるため、もれなく仕訳ができているかどうかがわかりにくくなってしまいます。そこで、事業と関係ないプライベートな入出金をすべて「プライベートな入出金として登録」します。

下記の取引は、私が所属するトライアスロンのクラブチーム「スーパーマンクラブ」の年会費の振込の取引です。

赤枠で囲った機能です。その隣の「無視する」は完全に無視してしまいます

ところが、この機能を使うと自動仕訳の登録をついでに行うことができず、同じような入出金について出てくるごとに毎回同じ操作が必要になってしまいます。個人用の口座と事業用の口座を一緒にしている場合、頻繁にプライベートな入出金が発生するため毎回入力はきついです。

裏で起こっている仕訳

freeeは会計をあまり知らない経営者が使いやすいようにあまり表に仕訳を見せないようなインタフェースになっていますが、会計ソフトである以上、取引を登録したら裏では必ず仕訳が切られています。

この場合、入金であれば

銀行口座 XXX円/事業主借 XXX円

出金であれば

事業主貸 XXX円/銀行口座 XXX円

と言った仕訳が切られています。
そこで、同じような取引を今後は自動で処理してほしいという場合は、この「プライベートな入出金として登録する」の機能は使わず、上記の仕訳が起こるように自動登録しておきます。

相手勘定事業主貸で自動仕訳を登録します

こうすることで、以後自動で仕訳が行われるようになり、個人用口座と事業用口座が一緒になっていても業務負荷はかなり軽減されます。