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当面営業を自粛する博多駅周辺

仕事でどうしても外に出なければならず、博多駅前に行きましたが、9割ぐらいの店が閉まっており、朝も帰る時もまるで夜遅い時間帯のような様子でした。小売業は壊滅的な状況だと思います。再開の予定もわからず「当面の間」と書いてあり、本来得られたはずの利益が完全に0になる一方で、維持するための最低限のコストは必要です。

博多駅に入っている阪急や東急ハンズ、KITTEで買い物するはずだったお金はある程度近所のスーパーとか、本屋とかネットショップとかに流れていると思いますが、100%とはいかないと思います。仮に、コロナが落ち着いて営業が再開されたとして、反動で通常よりは売り上げは上がるでしょうが、本来得られた売り上げよりは少ないでしょう。ではその使わなかった分消費者のお金がたまっているかというと、消費者に入ってくる収入も全体としてみた場合には少なくなっていると思います。

市場に出回っているお金の量は減っていないはずなのに、お金の流れが滞りだすと皆苦しくなってきます。こう考えると、「無駄遣いはいけない」「将来のことを考えてお金は貯めるべき」という行為が個人レベルで見ると正しい事なのに、マクロ的な視点で見るとお金の流れを止めてしまい、他者を貧困化させる遠因になるとも言えます。

お金に使われる人生にならないために

お金には3つの特徴があり、このことを理解しないとお金に使われる人生になってしまいます。

お金の特徴① 使うまでは無限の可能性がある

無駄遣いはいけない、お金を貯めないとと思う理由になる特徴は、お金は使わない限りなんにでも変わる可能性があります。つまり、使いさえしなければ無限の可能性があり、本当に必要なタイミングまでは極力使わずに選択肢を残し続けるのがいいという事になります。そうでなければ、いざ必要な時にお金が無くチャンスを逃すことになります。

お金の特徴② 使った瞬間に効果が現れる

お金を使うことで無限の可能性が一つの可能性に収束すると共に、お金の持つ効果が現れます。重要なのは、使わない限りはお金の力は現れないという事です。無限の可能性があるのは夢と希望に満ち溢れていますが、最後まで無限の可能性のままでは意味がありません。子供には無限の可能性がありますが、徐々に大人になるにつれて可能性が収束していきます。可能性は限定されていきますが、だからこそ世の役に立っていくのに似ています。

お金の特徴③ 死ぬ時に持っていけない

永遠にお金を使う機会があるのであれば、いつか必ず来る使う機会に備えてどこまででも貯めていけばいいと思います。しかし、人の命は有限で、死ぬ瞬間に使えなかったお金は国や誰か他人の手に渡ることになります。何の努力もせずに転がり込んだお金が人生を狂わせる話はよく聞きますが、子孫に残すことは必ずしもいい事とは言えず、必死に節税をして築いた富が多額の相続税で国に戻っていくとしたら笑えない冗談です。

お金は使わないのがいい事なのではなく、無駄に使わない、つまり無駄ではないことに使わなければいい事にならないという点を今回の停滞する経済を目の当たりにして改めて感じました。


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