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新型コロナウイルスの余波

新型コロナウイルスは、小規模な事業者を直撃しているようで、今日個人事業主の友人と電話で話をしましたが、かなり大きな影響があるようです。映像関係の仕事ですが、イベントが無ければ仕事が無いようで、イベントが軒並み中止となると仕事も激減しているようです。7月ぐらいまではまともな状態に戻らない前提でいろいろと対策を考えているとのことでした。

「お前の仕事はこういう時影響が無くていいな」と言われましたが、確かに税務申告も法定監査も新型コロナウイルスのせいでやめますというわけにはいきません。仕事そのものが無くなることはありませんが、先日政府が、所得税・贈与税・消費税について、申告期限を4月16日まで延長することを決定しました。

確かに、3月前半の2週間が勝負だと言っている中で、申告期限が3月半ばだとちょうどど真ん中の時期に多くの人が申告のために税務署を訪れることになってしまいます。結果的にこの状況が長引き4月半ばになっても予断を許さない状況だった場合にはどうするんだという話はありますが、とりあえず1ヵ月延長するのはピーク緩和に寄与すると思います。

所得税の申告は多くの個人事業主にとっては夏休みの宿題のようなもので、期限が伸びればその分作業を始めるのも遅れて、結局はギリギリにならないと着手しない可能性も高いですが、それでも人が集まるピークは分散すると思われます。

1ヵ月延長による申告状況の変化はあるのか

件の友人は、10年以上自力で確定申告をしていて、今回の期限延長を受けて、「毎年やってほしい」と言っていました。毎年やったら結局3月が4月になるだけで申告作業の苦痛は変わらないと思いますが、今回はみんな3月16日が期限だと思って作業を進めていたと思われますので、比較的余裕ができるのではないかと思います。また、「もう絶対に間に合わない…」とあきらめていた人も間に合う可能性が出てくるので申告の状況は改善するのではないでしょうか。

色々と新型コロナウイルスに振り回されていますが、これを機にテレワークやWeb会議の実験や、申告期限の1ヵ月延長の効果など、平時にはできなかったことの効果を検証する機会だととらえてみるのもいいかもしれません。


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