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中小企業診断士実務補習時の同チームの方と再会

こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
この記事では、特殊な農業簿記の中でも難しと言われる畜産の会計についてご紹介させていただきます。

中小企業診断士の実務補習の時に同じチームとして補習を受けた農政を担当する県職員の方と約10年ぶりに再会しました。実務補習で同じチームになるとかなり仲良くなりますし、FaceBookとかでつながっていると、お互いの近況がわかりいつまでも関係が続きます。

今回も他県に住んでいる相手の方がたまたま福岡に来る予定があったため、FaceBook経由で連絡をくれました。私が独立したばかりということもあり、独立についての相談か何かかと思ったのですが、どちらかというと農業分野に関する税理士・中小企業診断士需要について教えていただき私の方が勉強になりました。

農業という業界は、農家(個人事業主)の方が適当に赤字になるように申告していて、食べ物は自家消費で規模も大きくなく税務調査もそんなに入らないイメージで、税理士は特に必要とされていないと思っていました。

しかし、県からすれば、農業は集約が進み始めており、法人化する農家も増えてきて税務やコンサル需要が今後拡大傾向にあるというお話でした。特に、畜産分野は簿記が特殊で肉用牛売却所得の免税制度により不正経理の余地もあり税務調査としても狙われやすいようです。

また、日本政策金融公庫が主催している「農業経営アドバイザー」という制度が注目され始めており、農業経営アドバイザーになる税理士や中小企業診断士が急増しているとのことです。

そうやって話を聞いていると、確かに農業に対して私のようなイメージを持っている税理士や中小企業診断士の方は多いと思いますし、今のところは競争が少ない、詳しい人が少ない市場のような気がしました。

固定資産扱いになる家畜

自治体の方が公会計という複式簿記の考え方を導入するお手伝いをしていた時に、「固定資産台帳に登録する動物園の動物って取得価額をどのように計算すればよいでしょうか」という質問を受けました。というのも、動物は子を産みますが、生まれた子はお金を払って手に入れたわけではないため取得原価がありません。また、子を産むことで増やしたい動物というのは希少価値がある動物である場合も多く(だからこそ購入できず、自分の動物園で増やす)0円で取得したからと言って0円というわけにはいかないだろうとというわけです。

そこで、調査した結果、この畜産の会計処理にたどり着きました。今回、畜産の話を伺っていた時に、この時の話を思い出しました。

家畜を建設するイメージ

畜産の会計処理としては、家畜を育てるためにかかる諸々の経費を育成仮勘定として資産計上しておき、家畜が成長して本来の役割を果たせるようになった時点で、仮勘定を本勘定(生物勘定)に振り替え、減価償却を開始します。

動物園の動物もこの会計処理が流用でき、動物の赤ちゃんが生まれて動物園でお披露目されるまでにかかった金額を取得価額とすることで固定資産としての金額を明らかにすることができます。

肉牛、乳牛、種付け用牛など、役割によっても耐用年数が違ったり、会計処理が違ったりするため、確かに税理士だから会計士だからといって一般の知識だけでどうにかするのは難しそうです。

農業自体には業界として興味があるので農業分野についても勉強してみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。税務やコンサルティング等のご相談についてはお問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。初回のご相談は無料です。


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