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飲食店や理髪店との共通点

こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
この記事では、ビジネスとしてみた時の税理士の立ち位置についてご紹介させていただきます。

独立して税理士業務を行うことが可能になり、税理士のことをいろいろと調べたりしていると、福岡県内にもたくさんの税理士事務所があり、私が会う人はみな生活できないほど仕事がないという人はいないようです。

公認会計士から税理士になったので、同じ立場の人と会うことが多いですが、公認会計士からの税理士は税理士試験合格者や税務署職員出身の税理士に比べて、本来のバックグラウンドが税務ではないため税務の仕事が回ってきにくいと思います。しかし、それでもあえて税務の仕事を拒否している人でなければ税務の仕事はあるようです。それだけ競争のハードルが高くないということだと思います。

その理由の一端は、飲食店や理髪店との共通点にあるのではないかと思います。すなわち、「人が物理的にその場所に行かなければいけないビジネス」という点です。「そんなことは無いだろう」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実際、一度も訪問することなく業務を完了させることも可能です。しかし、現時点においては、 税理士事務所も顧客も遠隔でやり取りをすることに慣れている人がそれほど多くなく、地理的に近い事務所の方が選ばれやすいのではないでしょうか。

個人でやっている飲食店や理髪店が町中にたくさんあるのは、その周辺の人を相手にする商売のため、東京にものすごくサービスがいい料金も安い飲食店や理髪店がいくらあっても、福岡に住んでいるのなら福岡の飲食店や理髪店に行かざるを得ず、それぞれの地域で生き残る余地があるためです。もちろんマクドナルドや吉野家のような強力な飲食店が福岡に店舗を構えることもありますが、それでも周りの飲食店がすべて潰れるようなことにはなりません。同様に、東京の大きな税理士法人が福岡に事務所を構えても福岡の税理士事務所がすべて潰れるようなことにはなりません。

もう一つ、サービスの差別化の余地があまりないという話もあるかもしれませんが、飲食店や理髪店と同レベルなのではないかと思います。すなわち、差別化の余地はあるものの、「空腹を満たす」「身だしなみを整える」という部分ではどの店も差別化できません。税理士事務所も、適切に楽に税務申告をするという部分での差別化はできませんが、付随する様々な業務での差別化、人柄や理念など人としての相性という意味での差別化は図られています。

将来的には全国が競合になるネットショップ時代に

税理士業務自体は、前述のとおりすべて遠隔で行うことも可能な時代になっています。Zoomのようなビデオ会議ソフトでお互いの顔を見ながら遠隔地同士で打ち合わせを行い、紙の代わりにスキャナで取り込んだ帳票や領収書等の画像を送って会計処理を確認し申告書を作成する。将来的には、生涯一度も物理的に同じ場所にいない税理士と顧客というのが当たり前になってくるかもしれません。おそらく現時点でも、ITに強い業界の顧客など、ちらほら現れ始めているのではないかと思います。

この一度も訪問が必要ない状況が当たり前になってくると、東京の個人事務所と福岡の個人事務所が競合になることは当然に起こりえます。そうすると楽天市場のようなランキング上位に人気が集中するという状況も当然に起こりえます。

一方で、ネットショップの物販のように商品を売るのとは異なり、サービス提供にある程度時間が必要ですので、一極集中しようにもトップの事務所ですべてを捌くことは到底無理だと思いますので、ネットショップほどの熾烈な競争にはならないと思います。

当事務所でも、遠隔地に対してメール、LINE、電話等による税務サービスを実施しています。詳しく知りたい方はお問い合わせフォームからご相談ください。初回相談は無料です。


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