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経済活動に打撃を与える新型コロナウイルス

新型コロナウイルスが猛威をふるっています。ニュースを見ていると、いったん陰性になってもまた陽性に変わるなど、防ぎようがないのではないかと思えるような話もあり、いつまで感染が拡大し続けるのかかなり不透明な状況です。

私の予定していた集まりも、一部を除けば軒並みキャンセル。残りの一部もギリギリで急に変更しても問題ないというだけで、キャンセルになる可能性は大いにあります。こうなってくると、外食産業や旅行産業が受ける影響は甚大だと思います。3月と言えば卒業式・異動シーズンで送別会や卒業旅行等が各所で開かれるはずですが、大半は自粛することになると思います。

ウイルスの蔓延を防ぐために、出来るだけ人に会わないようにするというのは、テレワークやWeb会議を促進すると思いますが、急すぎてなかなか対応が難しいのではないかと思います。

このように、強制的に経済が停滞するような事態が起こると、体力のない企業から資金繰りがつかなくなって倒産し始めると思います。「人の命には代えられない!」と経済が停滞した結果、自殺者が出て人の命が失われる可能性もあります。

ではウイルスを無視して日常生活を送ればいいのかというと、そういうわけにもいかないので、休業補償や緊急融資のような政府が資金面の支援をしてあげないとただ自粛しろ、外に出るなと言っているだけでは片手落ちだと思います。

こんな時にふと思い出すベーシックインカム

こんな時、ベーシックインカムがあればとりあえず最低限の生活は保障され、自粛もスムーズに進むのではないかと思ってしまいます。イランでは2011年から6年間、国民の平均収入の29%にあたる金額をベーシックインカムとして国民に配ったところ、労働意欲の減退などは起こらず、むしろサービス業界のような職種では従業員の労働時間が増加し、事業拡大につながったという結果が出たそうです。

他にも、フィンランドでは2017年に失業者2,000人に対して実験を行ったところ、生活の質向上が確認されたり、ナミビアでは貧困率・犯罪率が低下するなど、悪い結果は報告されていません。まあ、ベーシックインカムを導入してほしい人が悪い部分を隠していいところを強調するために、そういう風にふるまった可能性はありますが。

ベーシックインカムは「働かざるもの食うべからず」に真っ向から反対する「働かなくても食っていい」という制度のため、心情的に受け入れられないのはよくわかります。しかし、働きだすと給付を減らされる生活保護や失業手当は福祉の罠という、「働かない方が得」という考えが生まれて本当は働けるようになっているのに働かないといった問題がありますが、ベーシックインカムは働いたらその分上乗せになるので、選択は自由になります。

また財源の話は、日銀がすごい勢いで買い取った結果市場から無くなってしまって買いたい人がたくさんいる国債を発行して賄えばいいのではないでしょうか(今は赤字国債は発行できないようですが)。様々な国で実験を行い、特に致命的な問題は起こっておらず、働かなくなるといった懸念も杞憂に終わっているようなので新型コロナウイルスを機に本気で検討が始まるといいのにと思います。

私はベーシックインカムをもらえるようになっても、働き続けると思います。そんなに勤労意欲が高いわけでは無いですが、仕事はお金がもらえるというだけではなく、人の役に立つことで得られる喜びの部分も大きいからです。せっかく個人の裁量で自由に仕事ができる環境を手に入れたので、自分が本当に人の役に立てることは何かということに集中したサービス提供を考えていきたいと思います。


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